【12月17日】神奈川県×富士市共催 官民連携で実現するカーボンニュートラル【BAK YAK Connecting Day#31】

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概要
サーキュラーエコノミーやカーボンニュートラルの実現には、技術革新だけでなく、地域・産業・行政が一体となった価値循環の仕組みづくりと、分野横断的な共創の加速が求められています。
本イベントでは、神奈川県と富士市がそれぞれ推進してきた取り組みを軸に、県内外の自治体・企業・研究機関が集い、次世代の産業の在り方について考えます。 特に今回は、富士市が推進するCNF(セルロースナノファイバー)関連プロジェクトの先進的な取り組みと、神奈川県のBAK・YAK事業で推進してきた脱炭素に関するプロジェクトを紹介。
また、静岡大学の西村特任教授から脱炭素/サーキュラーエコノミーのトレンドと産業動向を紹介するセッションを実施いたします。
※BAK・YAKは、神奈川県の推進するベンチャー支援に向けたオープンイノベーション促進事業です。 「BAK(バク)=ビジネスアクセラレーターかながわ」は、ベンチャー企業と大企業等の連携によるオープンイノベーションを生み出すための各種取り組みを行うほか、多様なメンバーが集うコミュニティ「BAK協議会」を運営しています。
「YAK(ヤク)=エール“ガバメント×ベンチャー”アライアンスかながわ」は、神奈川県や県内市町村との連携によるオープンイノベーションを生み出すため、令和7年度に新たにスタートしました。 BAK・YAKは、ベンチャー企業と大企業等・自治体の連携プロジェクト創出を支援するプログラム「INCUBATION PROGRAM」と「PARTNERS CONNECT」を通し、オープンイノベーションの実現を目指します。
https://bak.eiicon.net/
※富士市が実施するCNF関連プロジェクトでは、「富士市CNFプラットフォーム」を運営しています。
これまでプラットフォームの会員企業の取組段階に応じた事業を通じて、CNF技術の確立や製品化を進めてきました。今後はさらなる実用化・用途開発のため、多様なプレーヤーを巻き込んだオープンイノベーションの場づくりが重要となっています。対面中心のマッチングでは関与が一部に限られるため、より多くのユーザーやバイヤーに情報を届ける新たなビジネス手法として、デジタルツールの活用が求められています。本事業では、プラットフォーム活動を広く発信し、会員のシーズを内外へ提示することで、パートナー探索やコミュニティ形成、課題解決、技術のすり合わせを促進するデジタル型オープンイノベーションの場を整備・運用し、CNFの実用化と社会実装を後押しします。
※CNFとは https://cnf-fuji-pf.jp/about/
こんな方におすすめ
- 脱炭素推進に関する取り組みを行われている方
- 共創に興味のある中小企業、ベンチャー・スタートアップの経営者
- 脱炭素に関連する事業を行う自治体担当者
- 行政連携事業の応募に関心がある方
など
開催場所
現地開催 (参加方法は別途ご案内させていただきます)
chilink WORKSITE MINATOMIRAI
横浜市西区みなとみらい5丁目1番2号 横浜シンフォステージ イーストタワー3階
参加費
無料
タイムスケジュール
15:00-15:15 オープニング
富士市・神奈川県からの挨拶・取り組み紹介
15:15-15:55 【セッション①】「脱炭素・サーキュラーエコノミーの最新動向」
静岡大学 特任教授 西村 拓也 氏
15:55-16:05 休憩
16:05-16:45 【セッション②】企業ピッチ
- 「Comming soon」 東洋レヂン株式会社 取締役副社長 井出 康太 氏
- 「Comming soon」 富製紙株式会社 執行役員 生産技術・新製品開発部 部長 八木 英一 氏
- 「多糖類活用 生分解性バイオプラスチックHEMIX™の紹介」
株式会社ヘミセルロース マーケティング責任者 西脇 毅 氏 - 「地域とともに描く脱炭素イノベーション」
株式会社オケアノース 共同CEO / 最高マーケティング責任者 廣田 諒 氏 - 「クラフトビール醸造過程で出る副産物、モルト粕をアップサイクルした『クラフトビールペーパー』の開発」
株式会社kitafuku 代表取締役 松坂 匠記 氏
16:45-17:00 クロージング
17:00-18:00 ネットワーキング
※ 当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。
※ 終了後ネットワーキングがございます。
登壇者(敬称略)
静岡大学農学部ふじのくにCNF寄附講座特任教授/トヨタ車体株式会社材料技術部 主査 西村拓也
農学部林産学科木質材料学を専攻。木質材料で自動車を作りたいと、2001年からアラコ株式会社、2004年からトヨタ車体株式会社に所属。一貫して植物材料の開発に従事。木材、ケナフ、ポリ乳酸といった素材を用いた材料開発を行い、多数自動車部品へ採用されている。セルロースナノファイバーを用いた材料開発のご縁で2023年6月より静岡大学農学部ふじのくに寄附講座にて特任教授を兼務している。
東洋レヂン株式会社 取締役副社長 井出康太
大学では工学部にてプログラミングを専攻し、卒業後に富士通システムソリューションズに入社。電子カルテの開発業務に携わる。その後、地元である静岡県富士市に戻り、家業である東洋レヂン株式会社で製品開発業務に従事。現在は、医療機器の総括製造販売責任者という立場に加え、自社ブランド「SOMANIKS」の製品開発や、CNF(セルロースナノファイバー)を活用した3Dプリント材料の開発を担当。 2025年4月より取締役副社長という立場になり、これまで以上に他社様とのオープンイノベーションを推進。
丸富製紙株式会社 執行役員 生産技術・新製品開発部 部長 八木英一
日本製紙より2013年に丸富製紙に入社。丸富製紙で初めて商品開発部を設立、マーケティング本部を経て、現職に至る。国内では最長の巻長さ“250m”を実現した超ロング芯なしトイレットペーパーを開発。同商品は現在では、社内生産割合の30%を占める基幹商品に成長した。2019年には新技術、新素材等の研究開発施設”Paper Lab“を立ち上げ、現在は植物由来の新素材”CNF“の社会実装を邁進すべく、オープンイノベーションの取り組みや、産学官での連携を中心に業務にあたる。2023年に静岡県科学技術振興功労「研究開発功労者」の表彰を受ける
株式会社ヘミセルロース マーケティング責任者 西脇毅
通信系シンクタンクで衛星データ活用と通信を活用した地方創生に従事後、国立大学での知財教員、大学発スタートアップの立ち上げを経験。2023年12月に株式会社ヘミセルロースに参画し、事業開発やマーケティングといった事業全般に従事。
株式会社オケアノース 共同CEO / 最高マーケティング責任者 廣田諒
元日本代表のライフセーバーとして活動。代表を引退後、株式会社オールアバウトでコンテンツマーケティングに従事し退職。 退職後、H.I.S.設立者の澤田秀雄が主宰する「澤田経営道場」に入門し、2年間の経営者育成プログラムに参加。2022年、同道場を卒業と同時に 、海岸侵食に伴う護岸の被災を未然に防ぐスキームを構築する「株式会社ビーコン」を創業。2023年、ハードウェア製品開発の受託開発事業及びCSV事業を展開する「株式会社オケアノース」を共同創業。2025年、香川県の小豆島で製塩業・清涼飲料水事業 等の新規事業を展開するべく「瀬戸内・小豆島まち磨き株式会社」の代表取締役社長に就任。
株式会社kitafuku 代表取締役 松坂匠記
国内大手SIerにて医療システムエンジニアとして従事したのち、2017年にフリーランスエンジニアとして独立。2019年に株式会社kitafukuを設立。”地域の課題を二人三脚で解決する”をミッションに掲げ、IT事業やアップサイクル事業を展開。 事業概要:クラフトビール醸造過程で出る副産物・モルト粕をアップサイクルしたクラフトビールペーパーの開発・製造を行う。地域のプレイヤーを巻き込んで課題解決のための企画・提案を行なっている。
注意事項
- 営業、勧誘目的でのイベント参加はお断りいたします。
- 参加を辞退する場合は、詳細ページより申込のキャンセルをお願い致します。
- 無断キャンセル・欠席が続く場合、次回以降の参加をお断りさせていただく場合がございますのでご了承ください。
主催・運営
神奈川県・富士市
(運営:株式会社eiicon)
