ヘルスケア・未病
神奈川県は、全国に先駆けて「ME-BYO(未病)」の概念を提唱し、「ヘルスケア・ニューフロンティア」政策のもと、県民の健康寿命の延伸と新産業の創出を両立させる取組を進めています。 最先端医療・最新技術と未病の両分野において、研究開発から実証、実装・普及までの各段階で支援を展開し、ヘルスケア・未病産業の創出に取り組むことで、健康⻑寿社会の実現を⽬指しています。
ヘルスケア・ニューフロンティアの推進とは
急激な高齢化は、社会システムに大きな影響を及ぼします。社会保障制度など現行の社会システムは、少数の高齢者を多数の現役世代で支えることが前提です。少子高齢化が進展し、人口構造が大きく変化する中では、現行の社会システムを継続させることは困難になりつつあります。
そこで、超高齢社会を乗り越えていくために、神奈川県では、ヘルスケアの分野で「最先端医療・最新技術の追求」と「未病の改善」という2つのアプローチを融合させ、持続可能な新しい社会システムを創造していく、「ヘルスケア・ニューフロンティア」政策を進めています。
施策の6つの柱
未病(ME-BYO)
健康や未病に関する知識の普及
未病改善のための商品やサービスの普及・拡大
最先端医療・最新技術
研究開発の支援、最新技術の市場化の促進、県内における関連産業の集積促進
次世代ヘルスケア社会システム
科学的なデータとエビデンスで個人の選択と行動を行政や企業等が支える仕組みづくり
国際展開
県内企業の国際展開を支援
海外の先進的な取組みの県内への早期提供
WHOと幅広い連携
ヘルスケアICT
マイME-BYOカルテ(未病指標)の普及
蓄積されたデータを未病改善に活用できる仕組みの構築
人材育成
新たな技術や社会システムの変革を担う人材の育成