AI×IoTで太陽光発電の故障対応を60%削減。2年後には世界展開を見据えるNobest――神奈川県主催のプログラム『KSAP』と『BAK』で磨き上げた事業成長の軌跡とは? 株式会社Nobes 石井 宏一良 神奈川県が主催する起業家支援プログラム「かながわ・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム(KSAP)」と、オープンイノベーションプログラム「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」。この2つのプログラムは、多くの起業家にとって事業を飛躍させる重要な転機となっています。2つのプログラムを通じて大きな成長を遂げたスタートアップ企業のひとつ株式会社Nobestの取り組みをご紹介します。 インタビューはこちら 神奈川県のさまざまな支援プログラム 神奈川県発「社会課題解決型スタートアップ」の成長を支援するプログラム 「かながわ・スタートアップ/アクセラレーション・プログラム(SKAP)」は、社会課題の解決に取り組むスタートアップを伴走支援するプログラムです。年間を通じて、起業初期を対象としたプログラム「KSAPシード編」と、さらなる事業成長を目指す企業を対象としたプログラム「KSAPアーリー編」の2つを実施します。 「KSAP」について 神奈川県がオープンイノベーションプログラム「BAK」が大企業との共創を支援します 「BAK(バク)=ビジネスアクセラレーターかながわ」は、ベンチャー企業と大企業等の連携によるオープンイノベーションを生み出すための取り組みです。応募後、提案内容に興味を持った応募先の企業からの連絡を受け、連携に向けたディスカッションを行います。応募先企業と合意した場合は、連携プロジェクトが成立し、事業化に向けて検討を進めるとともに、開発・実証費の提供や伴走支援が受けられる「INCUBATION PROGRAM 」に応募することが可能です。 「BAK」について